【2025年12月発表データ】CCUSはどこまで普及した?最新の運営状況から読み解く建設業界の現在地

西宮で建設業を営む皆さま、こんにちは。「西宮の建設業を、日本で一番熱い業界に。」しばはら行政書士事務所の柴原重太です。

建設業界の新しいインフラとして導入された「建設キャリアアップシステム(CCUS)」。 関東圏ではかなり普及が進んできた一方で、ここ関西では「まだ登録していない仲間の会社も多いし、急がなくてもいいのではないか」という空気感があるのも事実です。

そんな中、2025年12月にCCUSの最新の運営状況データが公表されました。今回は、煽ることなく、フラットに「今、業界がどういう状況にあるのか」を数字で紐解いてみたいと思います。


普及率の現在地:技能者の約6割がすでに登録済み

最新の統計データ(2025年12月末時点)によると、全国の登録状況は以下の通りとなっています。

  • 技能者登録数:約177.6万人 (全国の建設技能者 約300万人の約6割が登録を済ませている計算です)
  • 事業者登録数:約30.6万社
  • 就業履歴(タッチ数):累計2.4億件を突破

数字だけを見ると、全国的には「2人に1人以上がカードを持っている」状態です。関西ではまだ実感しにくいかもしれませんが、大手ゼネコンの現場や公共工事を中心に、システムを利用する「下地」は着実に出来上がっています。


【注目トピック】レベルアップを目指すなら「今」がチャンス

今回の発表データの中で、経営者の方に一つだけ「知っておいて損はない」情報があります。それが、現在実施されている「能力評価手数料の全額支援」です。

通常、技能者がレベルアップ(カードの色を白から青、銀、金へ変更)する際には手数料がかかりますが、2026年3月31日までの申請であれば、この費用を国が支援してくれる仕組みになっています。

「いずれは職人のレベルアップも考えたい」と思っている会社にとっては、コストを抑えて社内の技能評価を整える絶好のタイミングと言えます。


「CCUS認定アドバイザー」として寄り添います

CCUSは非常に複雑なシステムです。 「登録したいけれど、入力項目が多すぎて挫折した」 「自社にとって本当に今すぐ必要なのか判断がつかない」 そんなお悩みを抱えるのは、決して不思議なことではありません。

私は、単なる行政書士としてだけでなく、「CCUS認定アドバイザー」としての認定も受けております。

認定アドバイザーとは、システムの仕組みや登録方法、活用メリットについて適切な助言ができるよう、国が定めた講習を受け、認定された専門家です。「無理に登録を勧める」のではなく、貴社の今の状況をお聞きした上で、最適な進め方を一緒に考えるのが私の役割です。


まとめ:変化の波を、落ち着いて見極めるために

12月の最新データを見る限り、業界全体がCCUSを「標準装備」として受け入れ始めていることは間違いありません。関西でも、この波が少しずつ押し寄せてくることが予想されます。

「周りが始めたから慌てて登録する」のではなく、最新の状況を知った上で、自社にとって最適なタイミングを見極める。そんな冷静な経営判断を、認定アドバイザーとしてサポートさせていただきます。

「うちは今、登録すべきなのかな?」と迷われたら、まずは世間話のついでにでもお気軽にご相談ください。

【参考資料】

建設キャリアアップシステムの最新の運営状況については、以下の公式資料もあわせてご確認ください。

建設キャリアアップシステムの運営状況について(2025年12月
(一般財団法人建設業振興基金)