CCUS(建設キャリアアップシステム)はただのコストか、それとも投資か?建設会社が登録する本当のメリット
西宮で建設業を営む皆さま、こんにちは。「西宮の建設業を、日本で一番熱い業界に。」しばはら行政書士事務所の柴原重太です。
以前のコラムで、CCUS(建設キャリアアップシステム)の基本的な仕組みについてお伝えしました。
しかし、実際に登録を検討される社長様からは、 「また新しい事務負担が増えるのか・・・」 「登録料や管理費など、出ていくお金ばかり目につく」 といった、正直な戸惑いの声もよく伺います。
確かにCCUSには手間と費用がかかります。しかし、今やこれは単なる「出費」ではなく、建設業を継続し、成長させるための「必須の投資」へと変わってきています。今回は、CCUSに登録することで得られる本当のメリットを、経営的な視点から解説します。
目次
公共工事・民間大手案件への「必須パスポート」
かつては「努力目標」であったCCUSも、現在では公共工事の入札や、民間大手ゼネコンの現場入場において、登録が事実上の「必須条件」になりつつあります。
チャンスが訪れてから慌てて登録しようとしても、前回の記事で触れた通り、審査には数ヶ月を要する場合も珍しくありません。「いざという時に、すぐに仕事が受けられる状態」を作っておくことは、機会損失を防ぐための立派な経営投資と言えます。
外国人採用を成功させるための「土台」
人手不足の解消として「技能実習」や「特定技能」の外国人を雇用する場合、事業者・技能者双方のCCUS登録が義務付けられています。
また、以前のコラム「在留資格『技術・人文知識・国際業務』を持つ外国人の雇用」でも解説しましたが、高度な人材を活用するためにも、社内の管理体制が整っていることは大きな強みになります。外国人材を適正かつスムーズに現場へ迎え入れるためには、CCUSは欠かせないインフラです。
経営事項審査(経審)での加点という実利
兵庫県で公共工事の受注を目指し、ランクアップを狙う会社様にとって、CCUSの活用は無視できない評価ポイント(W評点)となります。
CCUSを通じて技能者の能力評価(レベルアップ)が進めば、さらなる加点も期待できます。職人さん一人ひとりの頑張りが、会社の「信頼度」という数字に直結し、将来の受注力を高めてくれるのです。
若手職人に「選ばれる会社」になるために
今の時代の職人さん、特に若手は「自分の頑張りが客観的に証明されるか」を非常に重視しています。 CCUSによって経験や資格が「見える化」されることは、本人たちの自信とプライドに繋がります。
「うちは職人のキャリアを大切にし、国にその実績を証明している会社だ」という姿勢を示すことが、採用力と定着率を向上させる強力な武器になります。
まとめ:面倒な手続きはプロに任せ、社長は経営に専念を
CCUSは、単なる事務作業ではありません。5年後、10年後の「会社の価値」を高めるための先行投資です。
とはいえ、登録に必要な項目は非常に多く、日々の業務に追われる社長が一人でこなすのは大変な労力です。こうした「地道な事務作業」こそ、行政書士の出番です。
複雑な事業者登録から技能者登録まで、専門家として最短ルートでサポートいたします。面倒な手続きは私にお任せいただき、社長は現場と経営、そして大切な職人さんたちのために時間を使ってください。
西宮の建設業の未来を、一緒に一歩ずつ切り拓いていきましょう!


