「GビズID」って何?これからの建設業手続きのデジタル化に乗り遅れないために。
西宮で建設業を営む皆さま、こんにちは。「西宮の建設業を、日本で一番熱い業界に。」しばはら行政書士事務所の柴原重太です。
役所の窓口へ分厚い紙の束を持参し、何時間も待つ・・・そんな光景が、建設業界でも過去のものになろうとしています。現在、行政手続きのデジタル化の「鍵」として、すべての経営者が持っておくべきなのが「GビズID」です。
今回は、最近よく耳にするこのIDの正体と、2026年現在の最新の重要変更点について解説します。
目次
1. 建設業者にとって「GビズID」は必須の身分証
GビズIDとは、一つのID・パスワードで、複数の行政サービスにログインできる「法人・個人事業主のための共通認証アカウント」です。
建設業界において、これがなぜ重要なのか。それは、建設業許可や経営事項審査(経審)の電子申請システム(JCIP)を利用する際の「必須の身分証」だからです。これがないと、これからの「脱・ハンコ、脱・紙書類」の流れに乗ることができず、いつまでも煩雑な事務作業に時間を奪われ続けることになります。
2. 「エントリー」と「プライム」の違いに要注意!
GビズIDには種類がありますが、建設業者が絶対に間違えてはいけないのがアカウントの種別です。
GビズIDエントリー(簡易版)
メールアドレスだけで即日発行できるアカウントです。しかし、建設業許可や経審の電子申請、主要な補助金申請には一切使えません。
GビズIDプライム(標準版)
代表者の本人確認を経て発行されるアカウントです。建設業の手続きや補助金申請には、必ずこの「プライム」が必要になります。
「まずはエントリーでいいか」と安易に取得しても、肝心の申請には使えません。最初から「プライム」を取得するのが正解です。
3. マイナンバーカードで「即時発行」が可能に
以前は「プライム」を取得するのに印鑑証明書を郵送する必要があり、発行まで1〜2週間かかっていました。しかし現在は、マイナンバーカードとスマートフォンを活用したオンライン申請により、最短即日での発行が可能です。
「更新期限が迫っている!」「補助金の締め切りが明日だ!」という緊急時でも、マイナンバーカードさえあればその場で「デジタル化の鍵」を手に入れることができます。
4. 【重要】2026年7月から「有効期限」が導入されます
これまでGビズIDは一度取れば無期限で使えていましたが、セキュリティ強化のため、新たに有効期限が設定されることになりました。
- 有効期間: 2年3か月間
- 更新開始: 2026年7月より手続き可能
- 初回の期限: 2028年10月ごろを予定
これは非常に大きな変更です。建設業許可と同じように、「定期的な有効期限の管理」が必要な重要資産になったということです。「一度取ったから大丈夫」と放置していると、いざ申請しようとした時に期限切れでログインできない、という事態を招きかねません。
5. デジタル化を「面倒」から「武器」に変える
「デジタルは苦手だから」と敬遠される社長も多いですが、一歩踏み出せば事務コストは確実に減り、現場や経営に集中できる時間が増えます。
GビズIDの取得は、建設業DX(デジタルトランスフォーメーション)の第一歩です。この一歩が、将来の受注チャンスや補助金活用の幅を大きく広げることになります。
まとめ:最初の一歩をサポートします
GビズIDは、これからの建設業を支える不可欠なインフラです。
「プライムの取り方がわからない」「有効期限の管理が不安だ」という方は、ぜひ当事務所にご相談ください。アナログ派の社長もスムーズにデジタル化の恩恵を受けられるよう、IDの取得からその後の電子申請の活用まで、しっかり伴走させていただきます。
【公式】GビズID(デジタル庁・総務省・経済産業省) https://gbiz-id.go.jp/


