決算変更届の数年にわたる未提出を解消し、許可を正常化する方法

西宮で建設業を営む皆さま、こんにちは。「西宮の建設業を、日本で一番熱い業界に。」しばはら行政書士事務所の柴原重太です。

「日々の現場が忙しくて、つい事務作業が後回しになっていた」 「前の行政書士と疎遠になり、どこまで手続きが進んでいるか分からない」 「気づけば数年も決算変更届(事業年度終了届)を出していない・・・」

今、このページを読んでいる西宮の社長の中には、こうした不安を抱えている方がいらっしゃるかもしれません。

結論から申し上げます。今ならまだ間に合います。

しかし、これ以上の放置は、貴社が大切に維持してきた「建設業許可」という社会的信用の基盤を揺るがしかねません。今回は、放置のリスクと解決へのステップをお伝えします。

1. なぜ「今すぐ」出さなければならないのか(放置のリスク)

「今まで何も言われなかったから大丈夫」という考えは、ある日突然、事業の継続に支障をきたす恐れがあります。決算変更届の未提出には、大きく分けて3つのリスクがあります。

リスク1:更新・業種追加が一切できない

阪神南県民局をはじめとする兵庫県の運用では、1年分でも未提出があれば、許可の更新申請や業種追加申請は一切受理されません。期限直前になって慌てても、数年分の届出を一度に受理させるには相応の時間と正確な資料が必要になります。

リスク2:「許可取り消し」の法的リスク

決算変更届は建設業法で定められた「義務」です。この届出義務違反を放置し続けることは、行政指導の対象となり、最悪の場合は許可取り消しにもつながる重大なコンプライアンス違反となります。

リスク3:対外的な信用への影響

建設業許可の情報は、誰でも閲覧が可能です。元請会社や金融機関が貴社の情報を確認した際、何年も届出が止まっていることが分かれば、管理体制への不信感に繋がり、ビジネスチャンスを逃すことにもなりかねません。

2. 「今から間に合わせる」ための4つのステップ

当事務所が社長に併走し、一歩ずつ適切な状態へ引き戻します。以下のステップで進めていきましょう。

ステップ1:未提出分の決算書をすべて揃える

まずは、決算変更届を提出していない年数分、お手元の決算書をすべてご準備ください。万が一資料が欠けている場合でも、まずは手元にある分を揃えることから始まります。

ステップ2:請求書等を基に、工事経歴を洗い出す

ここが非常に重要な工程です。過去10年分などの請求書等を基に、工事経歴書に掲載する工事実績を丁寧に洗い出します。どの工事がどの業種に該当するか、記憶と記録を照らし合わせる作業をサポートいたします。

ステップ3:建設業法に基づく「財務諸表」への組み替え

次に、税務上の決算書を、建設業法に基づいた科目へと正しく作り替えます。税務申告用と建設業用では勘定科目の分類が異なるため、正確な組み替え作業が必要となります。

ステップ4:すべての事業年度終了届を「一括提出」する

作成した書類を、阪神南県民局(西宮土木事務所)へ速やかに提出します。過去に遡って一括提出を行うことで、未提出状態を速やかに解消します。

3. しばはら行政書士事務所に相談するメリット

私たちは、過去の放置を責めることはありません。

私たちの役割は、「どうすれば最短で許可を正常化し、会社を守れるか」という解決策を提示することです。実際の工事内容を社長にヒアリングし、煩雑な工事経歴の整理や、正しい業種への分類を徹底的にサポートいたします。

また、今回を機に、二度と期限を失念しないための管理体制を共に整えます。社長が懸念事項を解消し、業務に集中できる環境を作ることこそが、私たちの願いです。

まとめ

放置した期間が長ければ長いほど、自力での解決は困難に感じられるかもしれません。しかし、今この瞬間に動けば、確実な立て直しが可能です。

「数年も出していないんだけど・・・」というご相談は、実は少なくありません。西宮の社長、まずは今の状況を正直にお聞かせください。

適切な管理体制を取り戻し、自信を持って次の現場へ向かえる準備を整えましょう。