建設機械保有点数(W7)の配点
評点Wは、経営規模、経営状況、技術力以外の項目を点数にしています。 大半は規模が小さな会社でも取り組みやすい項目のため、優先して取り組むことをおすすめしています。
今回は、評点Wの中の「建設機械保有点数(W7)」について説明します。
目次
評点Wの計算式
評点Wは、以下の算出式を用いて算出します。
評点W= (担い手の育成及び確保に関する取組の状況(W1) + 営業継続点数(W2) + 防災協定点数(W3) + 法令遵守点数(W4) + 建設業経理点数(W5) + 研究開発点数(W6) + 建設機械保有点数(W7) + 国又は国際標準化機構が定めた規格による登録状況(W8)) × (1,750 / 200)
建設機械保有点数(W7)
建設機械の保有台数(1~15台)で加算され、最高15点です。 建設機械を所有していない場合は0点(保有台数0台で0点)です。
以下いずれかのの場合に限り、評価対象となります。
- 建設機械を自ら所有している場合
- 審査基準日から1年7ヶ月以上の使用期間が定められているリース契約を締結している場合
建設機械の保有台数と点数
保有台数 | 配点 |
0台 | 0点 |
1台 | 5点 |
2台 | 6点 |
3台 | 7点 |
4台 | 8点 |
5台 | 9点 |
6台 | 10点 |
7台 | 11点 |
8台 | 12点 |
9台 | 12点 |
10台 | 13点 |
11台 | 13点 |
12台 | 14点 |
13台 | 14点 |
14台 | 15点 |
15台 | 15点 |
評価対象となる建設機械
評価対象になる建設機械は、建設機械抵当法に規定される建設機械のうち、以下の9種類です。
なお、所定の定期検査を受けていることが加点の要件です。
1.ショベル系掘削機
ショベル、バックホウ、ドラグライン、クラムシェル、クレーン 又はパイルドライバーのアタッチメントを有する旨の記載が必要です。
2.ブルドーザー
自重が3トン以上のものが評価対象です。
3.トラクターショベル
バケット容量が0.4立方メートル以上のものが評価対象です。
4.モーターグレーダー
自重5t以上のものが評価対象です。
5.ダンプ
土砂の運搬が可能な全てのダンプで、 「ダンプ」「ダンプフルトレーラ」「ダンプセミトレーラ」などです。
6.移動式クレーン
つり上げ荷重3t以上のものが評価対象です。
7.締固め用機械
8.解体用機械
6.高所作業車 高所作業車
作業床の高さが2m以上のものが評価対象です。