全日と全宅連

みなさんこんにちは、西宮の行政書士、柴原重太です。
今日は、「全日と全宅連」について説明します。
土地・建物等の売買・交換・賃貸の仲介や、分譲住宅の販売代理等を行う事業を、「宅地建物取引業」と言います。
この事業を行うためには、「宅地建物取引業」の免許が必要です。
この免許申請の手続きが煩雑なため、我々行政書士に手続き代理の依頼が来ることがあります。
免許を取得すること自体は、国土交通大臣や都道府県知事に申請する必要があります。
また、これとは別に保証協会に加入する必要があります。
この保証協会には2種類あり、それぞれ「全日」と「全宅連」と呼ばれています。
【全日】
正式名称 | 全日本不動産協会 |
設立 | 昭和27年10月 |
会員数 | 約34,000(約20%) |
会費 | 若干安い |
【全宅連】
正式名称 | 全国宅地建物取引業協会連合会 |
設立 | 昭和42年9月 |
会員数 | 約120,000(約80%) |
会費 | 若干高い |
なお、行っている事業内容は以下のようなもので、大きな違いはありません。
・苦情の解決業務
・弁済業務
・研修業務
・手付金保証業務
・手付金保管業務
宅建業をはじめようとする方は、これらの情報を基にどちらに加入するかご検討いただければと思います。