株式会社と合同会社

みなさんこんにちは、西宮の創業支援専門行政書士、柴原重太です。
本日は、「株式会社と合同会社の違い」について簡単に紹介します。
定款の認証 | 登記 | 決算公告の義務 | 設立費用 | 知名度 | 事業の規模 | |
株式会社 | 必要 | 必要 | あり | 24万円~ | 高い | 小規模から大規模まで |
合同会社 | 不要(定款作成は必要) | 必要 | なし | 10万円~ | 低い | 主に小規模 |
株式会社のほうが知名度はありますが、設立費用を考えると合同会社にも利点はあります。
決算は官報に掲載して公表することが多いのですが、これには手間と費用がかかります。
しかしこれを行うことで信用度が上がることもあるので、メリットにもデメリットにも考えられます。
また、当然ですが株式公開は株式会社しかできないので、事業を大きくすることを予定している方は、株式会社をお勧めします。
なお、最近では外資系の会社は大きなところでも合同会社を選択する例が目立ちます。
以下に例としてあげておきます。
・アマゾン・ジャパン合同会社
・グーグル合同会社
・Apple Japan合同会社